2008年1月アーカイブ

「自己破産することになりました・・・。」

「体も悪いし薬局を譲渡してゆっくりしたい。」と弊社に依頼されていた方から突然の電話でした。その晩、急いでその方の担当弁護士のところに行き、薬局の今後について話し合いました。

一番の問題は、問屋への支払いが滞っているため明朝に薬が返品されてしまうことでした。また、今後納品もされないことでした。幸い、すでに弊社でその薬局を購入したい企業様を見つけていたので、その企業様に急いで連絡し薬の手配をしてもらうことになりました。これで何とか明日からもその薬局は営業を続けることができます。あとは、2月1日に営業譲渡を行えばその薬局の譲渡代金は少しでも債権者に分配できるかもしれません。

自己破産をされるということは、少なくとも数ヶ月前からその薬局の経営体質は悪化していたと思われます。今回の破産は、買掛債務の増大(問屋、派遣会社などへの支払いの滞り)で毎月毎月をしのいだ結果でした。

会社が少しでも風邪をひいていたら、重病になる前に一度弊社にご連絡をいただければ幸いです。薬局が元気になるためのご提案をさせていただきます。
今年に入って、「薬局を閉めようか売却しようか迷っている」という問合せを受けました。誰かいれば売却したいし、いないなら院内に戻したいとのことでした。

薬局を閉める場合、薬局の資産を資金化することはできません。医薬品在庫は誰も買い取ってくれないでしょうし、レセコンなどのリース債務は残ります。他にも、分包機、調剤棚、備品なども捨てるはめになるかもしれません。その上、内装を元に戻す費用までかかってしまいます。また、病院のDr.にも院内に戻すお願いをしに行かなければなりません。

つまり、「薬局を閉める」のと「薬局を譲渡する」のでは大違いなのです。

今回は、「経営してもいい」という薬剤師の方に譲渡することになりました。この薬剤師の方は2月1日より経営されます。もちろん、薬局の営業は1日も休むことなく患者さんにも病院にも迷惑は一切かかりません。

今回成功した理由は 1.譲渡側の社長の判断が早かった 2.まだ多少でも利益が出ていた ためです。少しだけど利益が出ているからとずるずる経営を続けると、点数改定などでそのうち利益も出なくなり、そのときには薬局の譲渡ができない状態になってしまいます。また、社長の判断が遅いとせっかくの譲渡するタイミングを逃してしまいます。

この社長様は他にも店舗を持っていらしゃるので、2月からはそちらの店舗の経営に専念していただけます。これからも、一層のご発展を心よりお祈りいたします。

アテック株式会社

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