医薬分業が開始されてから数十年が経ち、薬局経営者の高齢化は確実に進んでいます。この様な現状に対する認識が高まっているためなのか、万が一を考え予め弊社にご相談いただくケースが増加しております。
背景には、「子供が薬局を継いでくれない」という問題があるようです。この傾向は、特にいわゆるパパママ薬局に顕著で、子供達は医師や上場企業に勤務していることが多く、たとえ薬剤師になっていてもメーカーに勤務するなど、薬局を継ごうとは全く考えていないようです。
では万が一、薬局経営者である父親が亡くなるとどうなるのでしょうか。
当然、法律上では、父親の相続人が薬局を相続することになります。問題は、不動産などと違い、薬局は一旦運営が止まると無価値同然になってしまうことです。
つまり、相続人に薬局を運営する時間やノウハウが無い場合は、その薬局は無価値になる可能性が高く、同時に、患者や医療機関、問屋など関係者への迷惑も懸念されます。
新村 記








