薬局経営: 2010年2月アーカイブ

企業理念

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 今年、来年と新卒薬剤師が登場しないことから、薬剤師確保に苦労されている調剤薬局が多いのではないでしょうか?「うちは給与がそんなに出せないから」「有名ではないから」などと尻込みしている経営者の声を聞くことがあります。企業規模の大きさや給与などを重視する学生諸君もいることはいますが、多くは『企業の魅力』で選んでいるのです。企業の魅力とは何でしょう?一言で表現すれば特徴ある企業、他に置き換えられない特色のある企業です。

 「この薬局なら薬剤師として成長できる」「患者さんに奉仕できる喜びを感じる」―と思って頂ける企業です。そのためには企業理念で「どのような存在を目指す企業なのか」を明確にしておく必要があります。「企業理念ならうちにもある」という経営者は多いと思いますが、単なるスローガンにとどまっている例が多いように思います。企業理念を達成するために、経営者から一般社員まで理解し、日々の業務につながっていなければお題目にすぎません。企業理念、すなわち価値観が一致する人材は必ず見つかるはずです。

医薬ジャーナリスト 藤田道男(ふじた みちお)

医薬ジャーナリスト、保険薬局マーケティング研究会幹事

中央大学法学部卒。㈱じほう編集局入社後、取材記者として薬剤師職能、薬局経営、ドラッグストア、行政、病院薬局、製薬企業などを担当。
「薬業時報」「ファーマウィーク」「ドラッグストアトゥディ」「日刊薬業」などの編集長を歴任。08年に退職。
薬局向け研修会の主宰のほか、各種媒体の執筆、講演等を行う。

調剤薬局の在庫管理は?

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薬局も今回の改訂では少し潤うとの事、少々明るい材料です。ゼネリックが推奨され品目数も多くなり在庫管理は大変かと思います。中でも滅多に出ない薬剤の品揃えや開封した品目の管理にはご苦労があるでしょう。

友人の薬局の経営相談の折に最初に気が付いた点は在庫問題でした。日赤病院と近隣開業医数軒の処方と言う立地で、回転する品目なら仕入れに特段の気を使う必要はないが、滅多に出ない品目だとか、期限が短い品目など開封すれば返品不可...不動在庫...期限切れ...廃棄と言う悪循環です。

公的制度で成り立つ世界の経営は【入り】が決ってるので【出る】や【無駄】を極力排除するしかないのですから、近隣の薬局との連携や会営薬局からの小分け仕入れを取り入れ、また不動品は必要とする薬局へ引き取って貰うなどして、一年間掛けて理想的な在庫管理体制の構築に成功しました。

この解決方法は立地条件なども絡んでくるのでどこでも実施可能とは思いませんが、当該薬局は開局して年数も浅く不慣れだった点も有り、一年で薬価換算にして●百万位の無駄を省けました。

外資の製薬メーカーに勤務後退職し年金生活。
友人の医院や調剤薬局の経営相談を時折しています。
山が趣味、時間を作ってフラフラ歩いています。

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