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海外在住者の常備薬確保

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 海外の薬は1錠あたりの分量が日本に比べて多い気がします。また、添付文書は現地の言葉で書かれているため、100%理解するのは難しいです。そのため、日本一時帰国の際、常備薬を確保するのが賢い方法だと思います。

 前回帰国した際、何気なく入ったドンキホーテで薬を見つけました。商品を手に取り価格を見たら、少し安いような気がしたので、購入しようと、あれこれ物色したのですが、どれが良いのかさっぱり分かりません。日本のCMでは医薬品を扱ったものも多いかと思いますが、海外のテレビ番組では、日本の情報や流行に疎くなります。

 薬のことは、薬剤師に聞くのが一番です。常備薬として風邪薬を探していますと切り出すと、「売れ筋、効能、効き目の強さ」を簡潔に教えてくれました。詳しい成分は分からないので、「強い薬、弱い薬」という風に効き目を3段階ぐらいに分けて示してもらいました。薬嫌いな私は、あまり強い薬は飲みたくありません。中位程度から若干弱めの物を選んでもらい、購入しました。薬剤師も私が色々と質問をぶつけるので、それに応えようと薬の成分や効能を何度も確認してくれました。

 付加価値として、探究心やコミュニケーション能力が薬剤師にも求められています。特に、情報に乏しい海外在住者にとって、彼らの意見は購入を決意する貴重な助言となります。(ションプー/バンコク在住)

薬剤師について

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 薬を販売するお店には、薬剤師の存在は必須です。法律により「薬剤師がいないと薬を販売してはいけない」というものがあります。

 近頃見る光景として、「薬剤師が不在の為薬の販売は中止しております」という看板があり、薬売り場には、網がかけられている光景をよく見るようになりました。

 このあいだ急に熱が出て、夜薬を買いに、ドラッグストアに買いに行った所、この看板がかけられており、薬を購入する事が出来ませんでした。

 試しにお店に方に聞いてみると、「もう薬剤師が帰ってしまって、薬を販売する事が出来ない」と言われ、結局薬を買えず、他のお店に行かなくてはいけませんでした。

 風邪や体調が悪くなる症状が出る時って夜中が多いものです。

 夜遅くまで営業している薬局屋さんなのに、薬を販売出来ない薬屋さん・・・・。

 利用者からしてみれば、すごくもどかしさを感じてしまいます。

 私の勤務するドラッグストアでも、この薬剤師不在により、経営にも影響を受けています。

 私の勤務するお店では、パートの薬剤師の方が一人います。一人しか薬剤師がいないので、急に休んだり、まだ出勤していない時などは、薬を販売する事が出来ません。

 売り上げを伸ばさなくてはいけない時に限って、薬剤師が不在で、薬を販売出来ないなどといった事もあり、利用者も経営者も困っているようです。(ドラックストア勤務)
 チベットから亡命して、日本で医師免許を取得した方と日本の薬剤師でありながらチベット医の免許を取得した異色のトークライブに参加する機会がありました。チベットからインドに亡命、その後難民として来日し、日本の医科大学を卒業して医師として活躍しているのは西蔵ツワン氏。現在武蔵大病院院長、介護老人保健施設日高の里・施設長を務めています。

 片や東北大学薬学部を卒業して薬剤師免許を取得、その後チベットに渡り、チベット圏以外の外国人として初めてチベット医・アムチとして認定されたのは小川康氏。現在長野県で配置薬販売業・アムチ薬房を開設するかたわら、チベット医学や日本古来の伝統医学の紹介・普及活動を行っています。

 チベットの事情については、日本では断片的にしか報道されていませんので、ほとんど知られていません。精々、ダライ・ラマ法王の出身地であること、政治的、宗教的な問題を抱えていることなどでしょう。筆者もその程度の知識でしかありませんでした。しかし、チベット仏教には2000年にも及ぶ伝道の歴史があり、今でもチベット人の生活の基盤になっていることなどを知りました。チベット仏教では心の平安を重要視し、心の平安が免疫力をもたらすのだそうです。殺伐とした現代社会に最も欠けている部分ではないでしょうか。

 売薬の原点である反魂丹にはその昔、胡黄蓮が用いられていたのですが、小川氏によると、これはヒマラヤのホンレンという薬草のことだそうです。売薬とチベット医学がどこかで結びついているような空想が膨らみました。



藤田道男(ふじたみちお)
医薬ジャーナリスト、保険薬局マーケティング研究会幹事 中央大学法学部卒。㈱じほう編集局入社後、取材記者として薬剤師職能、薬局経営、ドラッグストア、行政、病院薬局、製薬企業などを担当。「薬業時報」「ファーマウィーク」「ドラッグストアトゥディ」「日刊薬業」などの編集長を歴任。08年に退職。薬局向け研修会の主宰のほか、各種媒体の執筆、講演等を行う。

ジェネリック医薬品の特徴

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 薬最近テレビのCMで「ジェネリック」や「先発医薬品」という言葉を耳にする機会が増えてきました。「ジェネリック」は、ジェネリック医薬品の略です。先発医薬品とは、従来に無い新しい薬効成分を持つとして厚生労働省に承認された医薬品とされています。これに対してジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許満了後に、有効成分、分量、用法、用量、効能及び効果が先発医薬品と同じ医薬品として厚生労働省により認められた医薬品とされています。

 先発医薬品とジェネリック医薬品に品質的な違いはありません。しかし先発医薬品の薬価は高額です。先発医薬品の開発には10~15年の歳月と数百億円もの投資が必要だからです。これに対してジェネリック医薬品の薬価は先発医薬品の約半額程度です。ジェネリック医薬品の開発には3年しか要せず、必要経費が少ないからです。

 ただ、薬の評価は安さだけで決まるものではありません。ジェネリック医薬品より先発医薬品がお得だと思っている人も多いです。それは、薬を一度に大量に服用しなければならない病気になっている患者さんです。ジェネリック医薬品の中には、先発医薬品より分量を多く服用しなければならないものがあります。服薬量の多い患者さんの薬には、ジェネリック医薬品にすると分量の増える薬が含まれる可能性は高くなります。

 これから高齢化社会になっていく以上、患者の服薬量に応じたきめ細かな対応が必要です。(HACHI)

抗生物質、とりあえず処方!?

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 バンコクに在る、ある病院の通訳は、抗生物質が風邪を治すと本気で信じていました。私が抗生物質の処方に難色を示すと「これを飲まないと治らないから」と言われたほどです。医師や薬剤師なら、抗生物質がウイルス性の風邪を治す治療薬ではないこと、お分かりのことと思います。二次感染の予防として抗生物質を処方する医師は多くいますが、タイでも抗生物質の処方は日常茶飯事です。

 バンコクの医師に問い合わせたところ、確かに風邪は治せないけれども、二次感染を発症してしまうと、「あの病院の薬は効かなかった。薬を飲んだのに悪化した。あの医者はやぶだ。などと様々なうわさが飛び交い病院の評判を落としかねない」とのことでした。その為、万全を期して予防策として、とりあえず抗生物質を処方する医師も少なくないようです。

 恐らく、抗生物質多用による耐性菌の発現・拡散を助長する危険性は重視されていないのでしょう。確かに予防で服用する薬も必要かも知れませんが、医療に携わる人間は、評判よりももっと優先すべきことがあるはずです。確かな知識を持ち、作用と副作用を十分に説明した上で、患者を健康体に導くことこそが、医療人の本来の役目です。

 悪い評判を恐れ、とりあえずの処方では、患者自身が薬や医療に関する基礎的知識を身につけ、自己管理をする必要があるのかも知れません。(ションプー/バンコク在住)

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