先月10月は、インフルエンザの流行で、薬局の売上は好調の一方、薬剤師不足に悩まされ、薬局経営者は手放しで喜べない状況だったようです。薬局経営者の心配をよそに、薬剤師は新型インフルエンザの優先接種から外され、調剤薬局の立ち場を改めて考えさせられます。
平成18年より、調剤薬局もやっと医療提供施設と認められましたが、医療法人とは異なり、営利法人である株式会社による運営が多数を占めます。そんなことからも、調剤薬局の経営者及び従事者である薬剤師は、微妙なバランスを求められる、難しい立場にいるのは事実です。
世の中が閉塞感漂う今、昔より厳しいと言えども、安定性・収益性が高い薬局業界には、様々な人が集まりやすい環境が揃っており、薬学生時代の志とは別の方向に走ってしまう人も、最近は多く見受けられます。
が、やはり滲み出るものなのか、薬局の売り手は、人間的魅力を持つ経営者や薬剤師を選択して譲渡しており、私どもは仲介者として安堵する日々であります。
新村 記











