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お薬手帳活用の工夫を

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 ついこの前、読売新聞の投書欄に「お薬手帳の活用」を呼び掛ける薬剤師さんからの投書がありました。お薬手帳は正しく使われればきわめて有効ですが、「複数持っている」「毎回持ってくるのは面倒」「主治医に見せるのを忘れた」など患者さんの意識はまだ十分ではないようです。薬局でもお薬手帳の持参を呼び掛けたり、1冊にまとめるよう指導したりしているとは思いますが、根気よく訴え続けることが必要でしょう。

 どこに置いたか忘れてしまい、気が付くといろんな手帳を持っていたなどという事例もあるようです。神奈川県のある薬剤師会では「お薬手帳を冷蔵庫に保管しましょう」と呼び掛けています。高齢社会では老老介護が増えてきます。介護者が忘れてしまうこともあるでしょう。独居老人もいます。地震・火災などの際にも救急車、隣人が助けようとした時、常用薬・お薬手帳がすぐ見つかるところにあれば役立ちます。

 お薬手帳の活用法も一工夫が必要でしょう。現在は手帳を開くと、順繰りに記載していくため、全てのページをめくらないと見過ごすことがあります。これを改め、広げて見られるような白地図を作り、主たる疾患を真中にし、派生して起こりうる病気をその周辺に定めて記載するようにすると、一目で様子が分かり、患者の闘病への意識も期待できます。医師や薬剤師が見やすいものにすることも必要です。


藤田道男(ふじた みちお)

医薬ジャーナリスト、保険薬局マーケティング研究会幹事

中央大学法学部卒。㈱じほう編集局入社後、取材記者として薬剤師職能、薬局経営、 ドラッグストア、行政、病院薬局、製薬企業などを担当。
「薬業時報」「ファーマウィーク」「ドラッグストアトゥディ」「日刊薬業」などの編集長を 歴任。08年に退職。
薬局向け研修会の主宰のほか、各種媒体の執筆、講演等を行う。

お年寄りの薬

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最近「今まで遠くの病院に通院していたが、通院が大変だから近所の診療所に変えた。」というお年寄りの患者さんが、何人かいます。

今回来た患者さんは、耳が遠く理解力が弱い86歳のおばあちゃんです。薬はもう何年も服用しているから飲み方はわかるとおっしゃっていましたが、心配なので自宅に行って服用している薬を借りて来ました。

薬の種類は10種類で余っている薬は43日分から3日分まで錠数はまちまちでした。一包化はしてありましたが、全てではなく一部だけ一包化されていました。メーカーの変わる薬もあり剤型が楕円から円型に変わる薬もありました。

医師に伝えすべてが28日分になるように日数を調整してもらい、今まで服用していた分包紙と新しい分包紙に同じ色のマジックで印をつけて、患者さんに同じ薬という事を理解してもらう事ができました。

昼休みがなくなりましたが、心配事が増えなく、お婆ちゃんの笑顔を見ることができてよかったです。近所のかかりつけの薬局の力が発揮できました。

ハピナス
独立して患者さんに感謝される薬局になれるように頑張っています。

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