埼玉県X薬局は数年前より、「薬剤師の採用に悩まされているため譲渡を考えている」 と、お問い合わせをいただいておりました。X薬局の社長は薬剤師ではなく、MR時代に今の門前Drと出会い十数年前にX薬局を開局をしていました。しか し、なかなか譲渡の決断ができず今回の切羽詰ったお問い合わせをいただくこととなりました。

今回は、「管理薬剤師が退職し、あと数日で管理薬剤師がいなくなるからどうにかしてほしい」との連絡で始まりました。しかし、やはり自分で経営したいとのことで、いよいよ明日から管理薬剤師がいなくなるとなった日の夜、譲渡契約を締結することとなりました。

当社ではこの事態を予測しており、明日から薬剤師を入れ管理薬剤師の登録ができる企業様をスタンバイしており事なきを得たかった・・・のですがまだまだ続きがありました。

この社長が、調剤、投薬を行っていたとの通報があり、保健所、警察が出動する大騒ぎとなりました。警察にはレセコンなどを押収され、2月の月末2日間、営業を停止せざるを得ませんでした。

譲渡先の企業様も当社もこの様な事態は予測しており、すぐに新しいレセコンを入れ、看板も変え、3月より何事もなかったかのように、営業しています。

こ の社長の話によれば、「以前勤めていた管理薬剤師にやられた」とのことでした。最悪の場合この社長は薬事法違反で逮捕され、社会保険の返還請求を受ける可 能性があります。数年前から譲渡のメリットをご説明させていただいていたのですが、今回このような結果になり大変残念に思っております。

過去にも何度か、このようなケースに遭遇することがありました。弊社では、なるべく早い段階でのご相談をお勧めさせていただいております。

参考記事(読売新聞)→無資格で医薬品調剤 弘前 容疑の薬局経営者逮捕.pdf
「自己破産することになりました・・・。」

「体も悪いし薬局を譲渡してゆっくりしたい。」と弊社に依頼されていた方から突然の電話でした。その晩、急いでその方の担当弁護士のところに行き、薬局の今後について話し合いました。

一 番の問題は、問屋への支払いが滞っているため明朝に薬が返品されてしまうことでした。また、今後納品もされないことでした。幸い、すでに弊社でその薬局を 購入したい企業様を見つけていたので、その企業様に急いで連絡し薬の手配をしてもらうことになりました。これで何とか明日からもその薬局は営業を続けるこ とができます。あとは、2月1日に営業譲渡を行えばその薬局の譲渡代金は少しでも債権者に分配できるかもしれません。

自己破産をされるということは、少なくとも数ヶ月前からその薬局の経営体質は悪化していたと思われます。今回の破産は、買掛債務の増大(問屋、派遣会社などへの支払いの滞り)で毎月毎月をしのいだ結果でした。

会社が少しでも風邪をひいていたら、重病になる前に一度弊社にご連絡をいただければ幸いです。薬局が元気になるためのご提案をさせていただきます。

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